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寒さ対策(暖かいけど着込みすぎない家)

2018.01.16

FMいわきでも話題になりましたが、今から約100年前は多くの日本人がお亡くなりになるのは夏でした。

土用丑の日や、夏土用というしきたりがあることからもわかります。

夏土用は土をいじってはいけないという風に言われます。

 

今でこそ、夏を涼む機械的な方法は沢山あるのですが、(エアコンや扇風機)江戸時代にはそれはありませんでした。

冷蔵庫もありませんので、食材がすぐ痛んだり逆に内陸では食べれるものが限られたりしたのです、

逆に冬は囲炉裏に火を入れて、暖かい服装をしさえすれば寒さはしのげますよね。

 

ところが、現代はそれが逆転し、夏に比べ冬にお亡くなりになる方が増えるのです。

 

寒いと、血圧が上がり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなることは皆さんご存知かと思います。

しかし、実はそういう血圧にかかわる病気だけではなく、そのほかの多くの病気なども、家の中の温度が症状に大きく

影響を与えていることが分かってきたのです。

ヒートショック等の突然死は交通事故より怖いなんてことはずっと言われてきましたが、それ以上だったということです。

 

CO2削減のために、家の断熱性能を高め、省エネに作り、太陽光発電などで、エネルギーを作り出すという事が国策になってきていることはご存知だと思いますが、健康寿命を延ばして健やかに暮らすためにも「寒さ対策」が重要なのです。

寒さ対策をしっかりすれば、夏の冷房対策にも効果があることはわかると思います、それが断熱です。

 

しかし、住宅の場合、その寒さのしのぎ方、断熱の仕方、単純に断熱材がガッチリ入れて、北国仕様にしてしまえばいいってわけではないのです。

コストがかかるだけではなく、どのような暖房を使うか? 湿度はどの程度あるのか?

トータルでバランスが取れないと、建物の重要な部分に汗をかいてしまい、建物の寿命を縮めてしまうのです。

 

九州や沖縄の家と、北海道や青森の家が一緒ではないわけです。

現在、国により建物の断熱性能を求める基準について、日本を8つの区分に分けています。

そこに合わせて、コストとバランスをしっかりとって作る必要があるのです。

 

すまい倶楽部では、燃費のわかる家という資料を用意し、オーナー様のご協力を頂き、年間の光熱費をご覧いただける資料と

滝尻街角モデルハウスで、実際の建物性能が分かる場所をご用意しております。

断熱性能と建築コスト そして、環境要素をどこでベストバランスにするのか?をご一緒に考えています。

是非一度モデルハウスへ遊びに来てください。

 

または資料請求をお待ちしております。